
【子ども(30代)について】
目立った知的や身体の発達障害があるわけではないが、健常者と比べるとやはり発達の面で遅れが見受けられる。
保健所や障害児通所施設、養護学級、就労支援サービスの力を借りながら現在は企業で働いています。
一人暮らしを始めるきっかけ
一人暮らしを考えるきっかけは、私たち(親)の引っ越しが現実問題となってきたためです。
元々、現在の住まいは社宅扱いで会社が契約しているため、退職すると同時に出ていかなければなりません。
そして、そのタイミングで実家のある他県に引っ越す予定にしていました。
子どもには、そろそろ1人暮らしの準備を始めるようにと伝えていました。
それでも、口では「考えてる、探してる」と言うものの、なかなか目に見えた行動が見られません。
これまでずっと家族で暮らしてきて、住むところも親が決めてきているので、いざ自分が住むところを決めろと言われてもそりゃなかなか決められませんよね。
そこで、逆算して考えることにしました。
親、子の引っ越しが重なってしまうと大変なので、まずは子が先に引っ越しをして、荷物の整理をすることに。
引っ越した後も色々と困ったことや、わからないことが必ず出てきます。
ある程度落ち着いた生活ができるようになって、親が引越しをするという計画です。
親の引っ越しのタイムリミットから遡って、いつまでに引っ越しが終わっていないといけないか、というところを考えました。
新居はどんな方法で決めたのか
ほとんどの方が不動産屋に行くか、インターネットで部屋探しをして最終的に物件を見学という形だと思います。
そこで、住む地域の選定ですが、わが家に関しては現在と同じ市内に決めました。
住む地域を現在と同じ市内に決めた3つのポイント
- 障がい福祉課にこれまでの情報があるので、今後のことも考えて市内にとどまる方が良いと思った
- 一人暮らしが定着するまでは、何かと行き来するので近くが良い
- 引っ越し業者を頼む予定ではなかったので、自宅からあまり遠くない方が良い
- ゴミ出しルールなどもほぼ変わらないので戸惑いが少ない
障がい福祉課は療育手帳の発行や、地域包括センターの方との連絡が経験あるのでできるだけ環境は変えたくありませんでした。
自治体によって、相談窓口が変わるのも戸惑いの原因になる可能性はありますよね。
特に、親は県外に引っ越す予定なので、今後は困ったことがあれば自分で相談に行かなければなりません。
物件の地域を決めたポイント
- 出勤に使う路線の近くかどうか
- できれば2路線以上利用できる地域
- 家賃が比較的安め
- 多少土地勘がある
会社の近くも考えましたが、毎日出勤ではないためそこまで必要性を感じないということでやめました。
全く初めての土地に行くより、多少土地勘のあるところが安心感もあります。
電車の路線のこともわかっているので大体の距離感もわかります。
親の私たちも、全く知らない所より安心するということも決め手の一つです。
不動産会社に足を運ぶまでに壁がある

住みたい地域が決まったら、まずはインターネットで検索してみます。
この作業はほとんど本人がしました。
あえて、口は出さず、質問された時だけ答えるように気をつけます。
と、言いつつもやっぱり気になるので、検索して良さそうな物件があったら教えたりしていました。
いくつか物件を見つけた後は不動産会社に行って相談するのですが、なかなか行動に移せませんでした。
初めての場所に出かけて行って相談するということはとてもハードルが高いことなんだと思います。
子どもは話し下手で緊張するタイプ。
物件を契約するには保証人も必要なので(契約はまだ先ですが)、過保護と思いつつ、物件も見てみたいので一緒に不動産会社に行ってみました。
不動産会社で相談して良かったこと
ここでも、基本は子どもが相談。親はできるだけ口出ししないように努めます。
検索した物件はプリントアウトして持って行きました。
カウンターに案内されると、担当の方が先に質問を投げかかけてくれます。
希望の地域や間取り、家賃の上限など。
そのほかにも、実現するか否かは別として、とにかく希望を教えてくださいと言われました。
まあ一人暮らしの部屋では無理だろうなと思いましたが、子どもは独立した洗面台があると嬉しいと伝えます。
いくつか希望に見合う物件を紹介され、詳しく説明を聞いていきます。
ついつい家賃や間取りに目が行きがちですが、ほかにかかる費用の説明(敷金・礼金・保証料・サポート料・手数料など)をしてくれるので、物件が気に入っても初期費用が案外かかるなど、相談しないとわからないこともたくさんありました。
実際に物件を案内してもらう
いくつか紹介してもらう中で、希望だった独立洗面台のある物件を見に行くことになりました。
物件以外にも、駅からの道のりや道路の様子などが確認できるので、それも安心材料になります。
特に、自分たちで引っ越しをする予定だったので下見にもなり良かったです。
子どもだけの引っ越しの場合、荷物が少なく(わが家の場合、趣味の物が多く何回も行った)、業者を使わない方も多いと思いますので、できるなら物件は一緒に見に行くほうが良いと思いました。
室内も同様に、一緒に確認しておくと引っ越しの際にイメージしやすいです。
特に家具を置く予定の場所のサイズ、窓の高さなどは一緒に測っておきました。
契約・引っ越し
内見の後、戻ってきたら希望の引越し日などを確認し、後日連絡をもらうことにしてその日は終了。
その後は契約書にサイン等をして、鍵をもらいます。
わが家の子どもの契約に際して、軽度の発達障害があることは伝えませんでした。
理由として、障害者雇用ではあるが、就職して収入があること。
日常の生活は人の手は借りず(介助なし)に自分で何でもできるからです。
さて、鍵をもらってすぐ引越しするものだと思っていたら、そこからまたズルズルと先延ばしになるのです。
その話はまた別の記事に書きたいと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
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